日常のマーケティングは「お祭り」や「イベント」のような派手さはありません。
周りの人からは、「そんな簡単な作業に時間をかけるんじゃぁないよ」と言われかねないような、
地道なことをやるのが日常のマーケティングです。
まずは基礎データの収集です。
お問合せがあった先の基本情報を調べてデータベースに入力をすること。
顧客が抱えている問題点や課題を抽出してそれを一覧化したりまとめること。
ダイレクトメールを送るのであれば、
送り先のデータベースを調査したり整理したりすること。
返却のあったものを元のデータベースから削除すること。
お問合せのあったものをデータから取り除き別のデータに移動させること。
制作物を作るのであれば、
監査担当者からの現場の声を抽出すること、
所長先生の意向を確認してお渡しする相手の状況に合わせた内容に組み替えること。
などなど
こういうことは、全て「マーケティング」の一環です。
こういった地道な日々のマーケティング活動があってはじめて、
「お祭り」や「イベント」が功を奏するわけです。
そして、この日常のマーケティング、即ち毎日健康的な食材を摂取している人は、
健康的です。
食であれば、体の内側が健康なので長生きできるでしょうし、
体に不具合が生じ難く、病気になりにくい体になっていることでしょう。
日常のマーケティングをしっかりとやっている事務所は、
安定的に新規顧客がやってくる仕組みになっているので、
急な解約(例えば倒産廃業)があってもそんなに焦らなくても大丈夫でしょうし、
事務所発展の先行きも見えているので、職員さんも定着しやすい。
実に健康的です。
健康に良い食べ物を継続的に適量を摂り続けることが健康のヒケツとするならば、
経営活動にとって良い取り組みを継続的に無理なく続けることが発展のヒケツである。
と言い換えても良いように思えます。
いかがでしょうか。