野球のようなたとえがあっても、
それでもコピーは無くなりません。
「A事務所のホームページと同じで良いから作ってよ」
こういう感じのご相談、結構多いのです。
それはどうしてでしょうか。
これはコピー製品を販売する側の理屈によるところが大きいです。
例えば、「会計事務所の仕事なんてどこも同じですからコピーしても通用しますよ」
というものがあります。
これって、結構悪魔のささやきみたいなところがあって、
あまり考えないで既製品のものやほかの事務所で上手く行っているものを、
そのままぽんと当てはめて楽して儲かっちゃう。
みたいな発想がいまだに横行していて、
どんどんその他大勢の税理士事務所に埋没して行くことを
良しとしてしまう風潮が残念ですがあるわけです。
「先生の事務所は特徴が何もないから『会計事務所です』ってホームページで十分ですよ」
「先生方の仕事は誰がやっても同じで付加価値なんて微塵もないですよね」
なぁんて言われているようなものです。
先生方の仕事を知らない外部の人間が勝手な思い込みで先生の魅力を封じ込めしまうわけです。
「わざわざ」特徴も違いもない、当たり障りのないホームページを作って、
数多くの事務所と同じことをする。そのためにホームページを作る。というわけです。