これ言えないな。ということ。

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中小事務所(企業)のマーケティングは、「大手事務所が嫌がることをやる」に限ります。

では、「大手事務所が嫌がることをやる」とは何か。

これ、言えないです。

そう。

最近の私はブログで物申すのが中々難しい。
そんなお年頃です。

どう考えてもこれ、言えない。

そういうことってありますよね。

お客様の事を考えたならば、言わないほうが良いことがありますし、それを言ってしまったら、いけない。ということもある。

お客様が増えれば増えるほど、成功する事務所が増えれば増えるほど。

私はなかなかこういった場所で物をいえなくなってくる。
最近、そのようなことを考えるようになりました。
ちょっとしたノウハウやコツなどを小分けにして書き続けるというのも一つなのですが、それはそれで、どうなのかと。

難しいですね。

そもそも、ノウハウ的なことであっても、キャッチコピーはこうしようとか、HPのカラーリングはこれが良いとか、 FAXDMの作り方のコツみたいなことをやっても、そういったことは枝葉の話なので、本質的にはあまり意味が無いことです。

例えば、キャッチコピーを疑問形にしろ!とか、数字を入れろ!とか、そういったテクニックは色々とあるのですが、「それ」は顧問先拡大というテーマに直接的な関わりがあるかどうかといえば、あまり関係がないのですね。

関係が無い、というよりも、それよりももっと先に考えるべきことがあると言った方が良いでしょうか。

税理士先生方には「ブログを更新した方が良いですよ」といったことをお話しするのですが、実際、自分で書き進めていると、立ち止まります。

これ書けないな

ということが結構あるからです。
さてさて。どうしましょうか。(笑)

今後は少し肩肘張らずに、思ったこと、感じたことをつらつらと書き進めることが出来るような場所にして行こうと、思っている次第です。

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。