税理士新聞_第1432号_12月5日号掲載

20150505-1
【税理士先生】
太田さん、紹介を増やしたいと思っているのですが、
どうやったら増えますかね?
紹介会社からの案内はたくさんくるのですが、
手数料も結構取られますし、
トラブルもいろいろと多いということも聞きました。

【太田】
紹介会社にもしっかりとした会社と、いい加減な業者とがありますので、お選びになる際は気をつけてくださいね。

でも先生、依頼する側としても
「どういうお客様を紹介してほしいか」といった具体的なイメージは伝える必要はあると思いますよ。

紹介を望むためにはまず、
事務所の特徴をしっかりと形にすることを先に考えた方が
結果に結びつきやすくなると思います。

【税理士先生】
え、そんな必要ありませんよ。

紹介されればうちも手数料を払うわけだから何でも良いですよ。

規模は小さくても大きくても大丈夫ですし、
どんな社長にも合わせます。
すべての業種に対応できますし、あらゆるお困りごとに対応できるのですから。

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2013年12月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。