税理士新聞_第1435号_1月5日号掲載

20150505-1
【税理士先生】
うちの事務所もこれから相続に力を入れて行こうかと考えているのですが、最近ブログをやればアクセスが増えるといった話を聞いて、やってみようかと考えています。

アクセスさえ増えればまた昔のように問い合わせも増えるはずですから、挑戦をしてみようかと考えているのですが、どうでしょうか。

【太田】
ブログに目を付けたのは良いですね。

でも先生
「ブログをやればお客様が増える」というわけではないので、
その点はお気を付けください。

今回であれば相続のことに関心のある方にアクセスをしていただく必要があるわけですから、極端な話ですが無関係な記事を無計画に書き続けても効果はありません。

相続の分野であっても書き始める前に作戦を考えた方が、
費用対効果も高まるのでお勧めですよ。

【税理士先生】
とにかくブログを書けば良いというものではなさそうですね。
でも、実際どのようなことを書けば良いのでしょうか。

いざ相続のことを書こうと思っても1回か2回で終わってしまうような気がします。
それはそれで良いのでしょうか。

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2014年1月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。