こんな会社には貸せない!|金融機関の融資担当に聞いた税理士事務所の価値

私の友人に某金融機関で法人の融資担当をしている人がいます。以前から機会があったら聞いてみようと思っていた質問を投げかけてみました。

業界に長くいて、業務品質レベルの高い事務所様との関与が多いと、会計事務所が顧問先企業に対して提供している日常業務が、いかに大変なことなのか、尊い事なのかということが実感できなかったりします。

金融機関の融資担当をしている友人の話を聞くことで、今まで感じていた税理士・会計事務所が顧問先様に対して提供している「当たり前」が、いかに「当たり前ではない」ということかを実感することができました。

中小企業経営者の皆様には、税理士・会計事務所に依頼するのなら、年一決算ではなく、月次税務顧問でのご契約をお勧めしたいですね。

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。