税理士事務所の営業活動と効果的な広告宣伝

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kouka
税理士の皆さんからよくいただく「どの広告手法が一番効果的なのか?」という質問にお答えします。
この「効果」とは、広告や宣伝活動によってお客様の数やお問い合わせ、セミナー申し込みなどが増えることを指します。広告やマーケティングに携わる者として、これは非常に重要な質問です。
具体的な手法として、ダイレクトメール、ニュースレター、メールマガジン、リスティング広告、Googleのスポンサー広告、小冊子などがあります。これらの手法を選ぶ際に、2つの重要な要素があると考えています。それは「継続できること」と「ストックできること」です。

広告手法の選択と即効性

例えば、ダイレクトメールや動画配信、音声配信、またはアナログな方法である飛び込み営業や異業種交流会への参加など、さまざまな手法があります。しかし、多くの税理士事務所が求めているのは「すぐに効果が出る方法」です。即効性のある方法は、通常かなりの費用がかかります。例えば、10万円程度の予算を見積もっていても、実際には100万円ほどかかることが多いです。
特に中小規模の税理士事務所では、一度に大きな広告費用をかけるのは難しいため、即効性を求めるのは現実的ではありません。そのため、継続性とストック性を重視した方法が適しています。これらの方法は、時間をかけて効果を積み重ねていくことができます。

継続性とストック性の重要性

継続性とは、5年から10年という長期間にわたって続けられることを意味します。例えば、DMや事務所通信、メールマガジン、動画配信、音声配信などを長期間続けることで、その効果が徐々に積み重なっていきます。ストック性とは、過去の広告やコンテンツが手元に残り、再利用できることです。リスティング広告は止めた瞬間に消えてしまいますが、音声配信やYouTubeの動画配信は、過去のコンテンツが検索されて再生される可能性があります。
このように、情報を継続的に発信し続けることで、長期的に効果が現れます。結論として、継続性とストック性を兼ね備えた広告手法を選び、まずは3年から始め、できれば5年、10年と続けてみてください。これにより、長期的に確実な効果を得ることができるでしょう。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。