年間で大きな目標設定を行い、
ペース配分も決めて活動を進めている最中に、
ふと別の企画モノが気になってしまい、それを実施する。
そういうことがあると思います。
もちろん、それができる事務所規模であれば問題がありませんが、
当社のように、少数で運営しているような組織体の場合は、
マーケティング的な「寄り道」は、目標未達の前触れになります。
例えば、年間120万円の予算を組んでいた取り組みの中に、
寄り道的な企画が出てきた場合、当初のプランはそのままで遂行できればよいのですが、
多くの場合120万円の予算を再配分して60万×60万に分割してしまったりするといったことが起きます。
こうなるとどちらも中途半端で当初想定していた目的を達することができなくなることが多いです。
これは、事務所で年間かける広告宣伝費、マーケティング活動費を、
金額ベースで決めている事務所さんで多いことなのですが、
上限値が決まっていて、その配分も決めているということがあった時に生じます。
上限が決まっていますので、途中で新しいことをやろうとすると、
既に配分が決まったところの予算編成を修正することで、新しいこともやるというわけです。
その判断が正しいか否かはやってみないと分かりませんが、
少なくとも、最初に決めたなにがしかの「ビワイチ」という目標は、
半周にするとか、2泊3日にするとか、電車に乗って帰って来るなど、
当初目的としていた設定を根本から変更しなければいけなくなります。
この、修正がかかったのにもかかわらず、
目標設定が元のままという状況になってしまいますと、
どう考えても無理な要求になってしまいますので、
悪くすると担当者のモチベーションが激下げになってしまいます。