【時代が変わった】税理士業界のマーケティングモデル変遷

こんにちは、オオタキカクの太田です。
今回は税理士事務所のマーケティングモデルの変化についてお話したいと思います。
その時代その時代に応じたマーケティングモデルが用いられています。様々な変化を遂げてきた

それぞれの時代のマーケティングモデル

AIDMAモデル: Attention(注目)Interest(関心)Desire(欲求)Memory(記憶)Action(行動)
税理士業界では、FAX、DMセミナー、ポスティング等あらゆるマーケティング活動で一定の効果が出た時代でした。
とにかく目立った事務所が顧客拡大を成功させてきました。
AICEASモデル:Attention(注意)Interest(興味・関心)Search(検索)Comparison(比較)Examination(検討)Action(行動)Share(共有)
インターネットやSNSが普及し「AICEAS」が中心となり、購入の前に検索するという行動が加わったことがAIDMAとの大きな違いです。
税理士業界では、インターネットで事務所を検索後、他所との比較検討が行われ、低価格化の波が一気にやってきた時代でした。
DECAXモデル:Discovery(発見)Engage(関係)Check(確認)Action(行動)Experience(体験・共有)
一方通行の広告よりも相互の関係構築と信頼が求められています。税理士業界もこの変化を捉え、新しい時代に適したマーケティング戦略を取り入れる必要があります。

現代の戦略マーケティング

現代の消費者は、企業からの広告や宣伝を簡単に信用せず、インターネット等を活用して自分自身で検索し情報を得ようとする傾向にあります。
この環境の変化に合わせたマーケティングモデル・仕組みを作っていく必要があります。
ですから、Google口コミなどのツールを活用していただき、税理士事務所のマーケティングにも役に立てていただければと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。