顧問契約締結時の税理士先生のテンション

新規の顧問契約が決まったとき、先生は事務所内でどのようなリアクションを取りますか?
あるいは、どのようなリアクションを取った方が良いのか、分からないといったことはありませんか?

この動画では新規顧問契約が決まったときに、税理士先生がとるリアクションの成功例をご紹介します。
クールにきめてしまう税理士先生も多いですが、やはり素直になって喜ぶ!これが大事です。
「よし!次も頑張ろう!」そういう気持ちにさせるのは、所長である税理士先生、トップの感情表現に他なりません。

顧問契約が決まったら喜ぶ!それだけで善循環

税理士先生の多くは、「感情をあらわにして喜ぶ」といったことが苦手であるという方が傾向的に申しますと多いです。職員さんが新規の顧問契約を決めてきたとき、先生はどのようなリアクションを取っているでしょうか。リアクション自体を取らないというタイプの先生も多いですが、顧問契約を決めてきた職員さんは、何かしら褒められたいとか、代表である税理士先生から評価をされたいと感じているものです。

「よくやったな」

これだけでも良いのです。事務所の規模が大きな事務所で、営業チームがあるような税理士事務所であればこの喜ぶという行為はさらに重要性が高まります。税理士事務所全体の営業上のモチベーションが左右するからです。

新規契約でインセンティブを渡しているという税理士事務所もあります。もちろんそういう評価の仕方がも大事ですが、実はしっかりと言葉で褒める、労う、評価するということがあるだけでもモチベーションは高く保たれるものでもあったりします。

ちょっと過剰なくらいでも良いでしょう。喜んでみる!ということを意識して、成果を出した職員さんと接してみて下さい。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。