ストレングスファインダー|税理士事務所で強みを発見する方法

先生方の事務所では性格診断のようなものを実施していらっしゃいますでしょうか?

税理士事務所に性格診断なんて必要あるの?
と思っている先生は多いと思います。
職員さんの性格的な違い、考え方の違い、価値観の違いを知ることによって業務の品質向上が期待できるかもしれません。

手軽にできる性格診断に変わる「強み」を発見するための取り組みをわかりやすくご紹介いたします!

34個の特性から強みを発見することができる!

ストレングスファインダーは、その人の欠点や弱点を探るためのものではなく、その人が持っている特異な性質や特徴を見出すためのものです。34個の特性の中から、診断をした人がどのような特性が強いのか、5つの強みを浮き彫りにしてくれるというものです。

今回はストレングスファインダーという本をご紹介します。

当社では私自身でも行っていますし、パートさんにも必ず実施してもらっています。そうすると、重なる特性を持っていることもありますし、全く異なる特性を持っている方もいます。だいたい1つか2つは重なりますが、全部同じになるということはまずありません。

個人個人が持っている価値観やモノの見方によって、この特性が変わります。私はストレングスファインダーで見出した個人の特性を理解して、業務分担や業務の依頼方法に活かすようにしています。手軽にできるということと、人の良いところにクローズアップして取り組むことができるものでありますので、私はとても好きです。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。