税理士事務所の上手なお礼状の使い方

お礼状とは、税理士事務所にとってどんな役割なのでしょうか? 税理士事務所でのお礼状の上手な使い方についてお話をいたしました。

先生は、どんな時にお礼状を出していますか? 既存のお客様にだけに向けた取り組みだと思っている先生も多いのではないでしょうか。

契約率、次回訪問アポイント率、紹介率など、イロイロなことが好転する魔法のツール。 それがお礼状です。簡単で直ぐ実践できるお礼状。実際に取り組んでみると、たった1枚のお礼状の大切さを実感できるはずです。

印象に残るお礼状を手軽にお届けしたい!

お礼状の大切さは分かるのだが、1通1通したためるのがなかなか大変・・・。
そんなことってありますよね。私もそうでした。税理士事務所様にお伺いすると、時には10名近くの職員さんと名刺交換をさせていただくといったことも少なくありません。私は基本的に代表者にだけではなく、お会いできた方には個別にお礼状を出すようにしています。そのため、ある程度の手軽さがないと継続することができません。

色々と思い悩んでいたときに巡り合えたのが写真はがきです。

リンクを以下に貼っておきますが、ホワイトベースという会社で提供されている写真はがきは、とても使い勝手が良いものであります。写真のタイプをいくつもチョイスすることが可能なので、季節毎にイメージを変えてみたり、用途に応じて変えてみたりなどすることができます。当社では20種類近い写真はがきを常備して、その時々に合わせてお礼状を出しています。

1枚1枚、手書きで出す絵はがきは気持ちを伝えるのにはとても良いものです。税理士事務所に無料相談に来てくださった方に出すお礼状、新規ご契約時に出すお礼状、紹介発生時に紹介をしてくださった方に出すお礼状。こういうことの積み重ねが営業力の差となってあらわれてくるものなのです。

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【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。