税理士事務所の営業で一番注意したい「無関心」な空気感
税理士事務所で営業活動を推進する際に活用すると
効果的な営業進捗ボードについてご紹介します。
このボードを作って運用することには、3つのメリットがあります。
積極的な営業活動に取り組む事務所が実践する、営業ボードの運用を是非参考にしてみてください。
デジタルにはない、アナログ的な良さとメリットがそこにはあるのです!
◆動画で紹介している営業進捗ボードの名称とサイズです!◆
スチレンボード タテ1100×ヨコ800 厚さ5mm
ASKULなどで購入が可能です!
税理士事務所の営業で最も危ないのが「無関心」な空気感です!
新規の顧問先を増やそう!という取り組みは多くの場合、監査担当をしている職員さんからすると、「余計なこと」としてとらえられます。職員さんの立場からすれば当たり前の事です。仕事が増えるだけというケースがほとんどなので、負担になるだけだからです。
しかし、所長先生は違います。事務所に勤めるスタッフの皆様に給与を払う、賞与を払う。人材が不足したら採用もする。会計システムへの投資も必要。1件の解約が出ればそれをカバーするための新規の関与先獲得が必要です。この意識の差が大きく開きすぎている事務所様は営業活動が全く上手くいきません。やっても足の引っ張り合いになってしまうのです。
逆に、この意識の差が所長先生と職員さんとの間で近い場合は、営業活動をやると上手く行きやすいです。「お客様が減れば給料が減る」ということをきちんとイメージすることができれば、営業活動が如何に大事なことかがよく分かるはずなのです。
営業意識をあわせるための取り組みとして、今回は営業進捗ボードについてのお話をしてみました。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。