税理士事務所様からのご相談をいただくとき、意外と見落とされていると感じるものがあります。それが電話応対です。電話応対のノウハウも色々とあるのですが、根本的な部分を改善することで急によくなったりもします。
税理士・会計事務所への新規の相談は、お医者様に喩えるといわば急患!今すぐ診て欲しい、相談に乗って欲しい!そういった相手が電話をかけてきてくださっていると考えてみましょう。
そう考えると、いつ面談のお約束を頂けば良いのか、おのずと答えが出てきますね。
拡大がうまくいかない、思ったような効果が出ない事務所様の多くは、この電話応対がよくありません。「困ったことがあるのならまた電話してくるだろう」という考えを持ってしまうと、ひとつひとつの電話応対がどうしても雑になります。「雑」というのは、アポイントを取得しないで、「また折り返してもらう」ということに期待をしてしまうのです。
しかしながら、これだけ情報があふれている世の中です。自分で税理士事務所を探すことも用意、外部からの営業も活発、そのようなチャンスの瞬間をしっかりとつかむことができる税理士事務所と、つかむことが出ない税理士事務所とでは最終的に得られる営業成果が大きく異なるというのがこの電話応対なのです。
すぐに会う。予定を手帳に入れてもらう。たったそれだけのことですが、税理士事務所の営業活動はここで大きな差が出るものなのです。