企画を成功に導く良い話【二次元から三次元】チャレンジした傷をしっかりと残せ!

成功する企画には共通するポイントがあります。というよりも、企画の成功率を飛躍的に高めるコツというものがあります。

多くの場合、企画と言うのは単発のもので、当たるか外れるか。ギャンブルのような感覚で向き合う方も多くいらっしゃいます。しかし、突発的に生まれた企画はギャンブルでしかありません。それを継続して成功につなげるのもひとつの方法です。

今回は「継続」ではなく、「点」から「線」へ、そして「面」を作って立体的な企画作りへということを考えてみます。

企画ってどうやって考えるのか?

そもそも企画を考えるとは何か?そんな質問を受けた時、私はハタと思い悩んでいました。ふと思い出したのが今回のお話です。成功する企画と失敗する企画。上手く行く企画と上手く行かない企画。上手く行くときは大切に、上手く行かないときはポイっと捨ててしまう。そういうことってありませんか?

何か一つの取り組みで、白黒つけてはいませんか?ダイレクトメールをやって上手く行くか行かないかを、ただそれだけで判断をしていませんか?何かの取り組みを単体で判断してしまうのは少し危険です。上手く行く企画というのは、点ではなく線であり面であり立体になるものなのです。

奥行きのある企画をしたいのですが、やろうと思ってできることではありません。平面上の取り組みを日々努力して実施していく中で、ある日突然現れる奥行きのある点。それを結んでいくと立体的な企画が出来上がる。そんなおはなしです。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。