私自身も、すべてがすべて前向きではありませんので、
何か言い訳をしたり、やらない・やりたくないことを正当化するために否定から入ることが
あったりもします。人間ですから。
でも、前向きな決定事項、検討課題があった時に、
何から何まで否定から入るのはいけません。
「顧問先を増やしたい」という前向きなアクセル行為があって、
私への相談となります。
しかし、営業活動そのものに対して気持ちが前向きになることが出来ず、
体がブレーキを踏んでしまいます。それが言葉になって現れます。
言葉がブレーキですから、そのまま静止状態になるのであれば、
まだ良いです。
しかし、多くの場合静止状態はバックにつながります。
私は経営というものはゆるやかな、
あるいは急な上り坂のようなものであると考えています。
坂道の途中でブレーキを踏むと、車は止まるだけではなくて、
坂になっていますので勝手にバックしてしまうというわけです。
ですから、結構なパワーで前進する、アクセルを踏む。
といったことをやりませんと、前に進まないわけです。
顧問先拡大が出来ないという先生は次のことを是非とも実践してください。
検討課題が目の前にあった時、絶対に否定から入らずに肯定から入る。
それに取り組むかどうかは検討の余地はあると思いますが、
「そんなのダメだよ」とか「無理だよ」とか、やる前から否定全開で向き合わないことです。