第9号 技はひとつ 型は無限

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配信スケジュール変更のご案内とお詫び(3か月に一回から半年に一回に!)
顧問先拡大の鉄人は3カ月に一回の配信スケジュールでしたが、諸事情により2010年1月の配信を見送り、4月の配信となりました!「もう来ないの?」「うちには送ってくれないの?」多くのご質問を先生方よりいただきましたが、中断したわけではございません。このニュースレターの在り方をじっくりと考えていたためですので、ご安心を!今後ともどうぞよろしくお願いいたします!(太田)

私は本当にお役にたてるニュースレターを発信したいと考えました。
私は大学生時代、少林寺拳法を4年間学んでいました。性格的のだと錯覚してしまうのです。しかしそれは大して効果のあるものに自分が気に入ったものにはとことんのめり込むタイプであるらしく、この4年間は武道や武術に関することで頭が一杯でした。
私は少林寺拳法に磨きをかけるため、様々な流派の理論に触れ色々なことを吸収しました。中でもとある古流柔術と出会う事が出来たことは、私の中で大きな意味を持つものになりました。 私が出会った古流柔術の達人は、その流派の皆伝師範の方でした。その先生が日ごろ口にしていた武術の極意が今回ご紹介させていただいたメッセージなのです。
「技はひとつ型は無限」答えはシンプル。
武術や武道の世界において、大多数の人は「型」を求めます。「型」を覚えることで自らが上達した、技術を修めたと勘違いしてしまうわけです。しかし先生はそれを他愛も無いことであると言い切ります。型なんていうものは相手によっていくらでも変化するし、状況によってはそのツールやノウハウが足かせになってしまうこともあるのです。従って、全てのツールやノウハウに流れる、効果を得るための原理原則を身に付けなければ意味がありません。このように言いかえることができます。
だから私は「型」を提供するのではなく「技」を提供することを改めて志してみようと思ったのです。型は非常に魅力的です。何より、を使って考えるという手間が省かれますので、お忙しい先生の貴重な時間を「考えること」にとられなくて済みます。しかし、顧問先が思うように増えないという根本的な原因はこの部分にあることがほとんどです。
私は先生方に何を伝えたかったのか。苦悩しました。考え抜いた結果出てきた答えが「企画を伝えること」でした。顧問先拡大の鉄人そのものを事務所の企画会議作戦本部としていただくようなことをイメージし、心を込めてお届けします!

合資会社オオタキカク 代表 太田亮児
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