第8号 とにかく思いきってやってみようじゃないか 間違ったらまた変えるのだ

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我々はそれをガムシャラにやるだけである!
「決して他社の下請けメーカーにだけはなるまい、と私は心に誓っていた。自社製品を自社の名前で売って世界に名をあげたい」盛田昭夫氏は語る。
大手時計会社から「SONYでは売れないから当 社の商標をつけさせてもらう」という条件で、10万台という大口の商談が過去にあったそうですが、なんと盛田氏は商談を断ったそうです。
身の程を知らない、と嘲笑する時計会社の社長に、「50年前に何人がお宅の名前を知っていたでし ょうか?我が社は、50年前のあなた方と同様に 一歩を踏み出したところです。50年経ったら、世界中でSONYを有名にしてみせる。だからこの話はノーサンキューだ」と盛田氏は言ったそうです。
2年後、盛田氏はアメリカの二大電気機器販売会社のひとつ、アグロッド社との長期契約を獲得。もちろん、SONYの商標で。
盛田氏はこう語っている。 「アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、そのアイデアを実行する勇気のある人は少ない。我々は、それをガムシャラにやるだけだ」
なんともシビれる逸話です。オオタキカクも「顧問先拡大の仕組みを作る」という意味でメーカーな のかもしれません。この逸話を胸に、常に新たな 挑戦を続け、より多くの人にたくさんの良い影響を与えて行くことができるような仕事をしたいと思います。

合資会社オオタキカク 代表 太田亮児
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