第30号 ひとつのこたえを出しました。

tetsujin_vol30
ニュースレターのあり方について、2年近く悩んでいました。
ここ数年、私はこのニュースレターのあり方について悩み続けていました。現在700通を超える税理士先生及び事務所様へお届けをさせていただいているのですが、いつも悩んでいたのは紙面の内容です。始めた当初は思いつくままお役に立てるものをお伝えしようとスタートしましたが、回を重ねるごとにどうにもすっきりとしない気持ちが強くなってきたのです。

このニュースレターは誰のためのものなのだろうか?
もともとこのニュースレターは顧問先拡大というテーマに関心の高い「税理士先生」や「会計事務所様」に向けたものとして、発行をスタートしました。おかげさまで700名を超える先生方のお手元に、お届けをさせていただいております。 スタート当初は、私の存在を知っていただきたい、当社のことを理解して欲しい。そういった思いが強くありました。ところがおよそ2年前のことですが、ある事務所へお伺いした際にこのようなことを言われました。「御社(オオタキカクのこと)からもらっているニュースレター、役にたっていますよ。だからそれを見て自分たちでやります」これはニュースレターとしては最大に評価をいただけたことで喜ばしいことでした。しかし、そこで私ははたと立ち止まって考えてしまったのです。
誰に一番読んでいただきたい内容にすべきなのか?
一体誰に向けたものになってしまっていたのだろうか?実は2年間ほど私は悩み続けました。日々、関与をさせていただいている先生方のために顧問先拡大のお手伝いをしているにも関わらず、未関与の先生に情報だけをお伝えし、未関与のままメリットを提供し続けることは、関与先の先生に対して失礼なことなのではないだろうか。このような悩みを抱き始めたとたん、このニュースレターにも迷いが生まれました。とはいえ未関与の先生には私から「お届けさせていただきたい」と申し出たというケースもあったので、こちらの都合でそれをやめてしまうというのもおかしな話です。しかしながら、やはり大切にすべきは現在関与をいただいている先生に、最もメリットのあるものとしてお届けをすべきものにしなければいけないと思い至りました。 今後は関与をいただいている先生のために、このニュースレターを作りたい。そのような考えに思い至った次第なのです。

誠に勝手ながら、本誌のあり方を以下のように見直します。
【今までの本誌のあり方】オオタキカクに関心をお持ちいただいた事務所様に、分け隔てなく定期的にお届けをさせていただいておりました。「顧問先拡大」というものをテーマに、情報発信を行っており、3ヶ月に一回発行をしておりました。

【これからの本誌のあり方】オオタキカクが関与させていただいている事務所様を対象に「会計事務所を豊かにすること」をテーマに、情報発信を行います。発行は3ヶ月に一回を基本とします。 通常業務プラスアルファの情報という位置づけです。

合資会社オオタキカク 代表 太田亮児
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