第27号 一流って何だろう?って私も考えてみました。

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私は花粉症ではない。断じて花粉などにはやられていない。
学生の頃、私は花粉症というものの存在を知りませんでした。春先になると鼻水が出て目が異常にかゆくて、くしゃみが止まらなくても 「風邪的な何か」だと思っていました。本当に知らなかったのです。社会人になって花粉症というものを知りました。それでも5年間くら いは自分は花粉症ではなく、別の何かだと思っていました。花粉ごときにやられてしまうのはダメな人間だと思い込んでいたのです。数年前からです。「今までのは全て花粉症だったのかもしれない」と自覚をし始めたのは。かなり昔からやられていたようです。

一流って何だろう?って私も考えてみました。
最近、あるきっかけがあって「一流」というテーマを色々と調べています。そもそも「一流」とは何なのか、ということで気になるテーマの書籍を買いあさり、周りの人の考え等も聞きながら「一流」というものの概念を体に取り込んでいます。書籍の購入に当たって利用したのはやっぱりAmazonです。「一流」「サービス」というキーワードを入れ出てきたのが『リッツ・カールトン超一流サービスの教科書』という本。そしてこれを一冊買うと「こんな類似テーマの本もありますよ」と出てくるお勧め機能(レコメン デーション)によって様々な書籍が私に勧められました。
『年収1億円を引き寄せる45の習慣』『リテラシー・マーケティング』『世界一のサービス』『思わず誰かに話したくなる「超」一流のサー ビス50のヒント』などなど。結局これらの本もあわせて一気に5冊を購入しました。
人によってはおせっかいな機能と感じるかもしれませんが、探し物をしていた今回の私にとってはAmazonの機能・サービスこそ、「これは一流だなあ」と感じました。ところが、その数日後ロッカーをAmazonで購入したのですが、その途端ロッカーのお勧めがビシバシ入ってくるようになりました。これもお勧め機能によるものです。しかしこれはあまり嬉しくありません。マクドナルドでチーズバーガ ーセットを頼んだら、「チーズバーガーセットもご一緒にいかがですか?」と聞かれているようなものです。これはいらない。

こういうのは止めて欲しいなと感じます。折角、本のお勧め機能で一流を感じたのに、ロッカーのお勧めでマイナスです。 何でもかんでも自動化すれば良いってものでもありませんね。

合資会社オオタキカク 代表 太田亮児
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