株式会社と有限会社で第一印象って変わりますか?|融資担当・法人営業担当目線で語る

税理士に顧問を依頼して事業をしているかどうかによって金融機関側の印象は違うそうです。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、、、

税理士事務所からの指導がなされているということが、
金融機関にとっての安心感に繋がるというのが1番の理由でしょう。

また、株式会社と有限会社についても与える印象には違いがあるようです。
金融機関側からすると有限会社の方が「おっ」となるのだとか…
それには業歴が関係しているようです。

確かに、有限会社はもう作ることが出来ませんから、
有限会社という時点で一定の年数を事業継続しているということになります。

事業を継続しているというのはやはり強みですよね。
開業して1年の法人と20年の法人とでは20年の法人の方が、
事業として安定しているとみられるのでしょう。
もちろんそれは審査前の第一印象で、というお話なのでしょうけれども。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。