ノンバンクの借入って金融機関から見てどうなの?|融資担当・法人営業担当目線で語る

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信用金庫で勤務経験があり独立をして、
財務コンサルタントとしてご活躍の甲斐さんに、
借入時に金融機関は一体どこまで把握できるのか?についてお聞きしました。

銀行の目は光る!?

金融機関では、口座を開設したり融資を申し込んだりする際に、顧客の属性を調べるヘルスチェックを行っています。名前や住所、生年月日などから背景調査を行い、過去に犯罪歴がある人は調べられることがあります。携帯料金などは遅延すると金融機関から通知が来ることもありますよね。
このように、金融機関は顧客が過去に滞納や犯罪などの問題があったかどうかを判断します。

資本金を準備する際、自己資金を使うのが健全ですが、カードローンで調達した資金を使うと問題が生じることがあります。金融機関は入金元や金額について確認を行い、不審な点があれば問い合わせを行うことがあります。滞納が一定期間続くと、信販会社からの情報が残り、金融機関が確認できるようになります。金融機関はネットワークで情報を共有し、どこでも情報が見られると思っていた方がよいでしょう。

安定収入が融資のカギ!

また、融資対象の条件についてですが、創業3年目の企業経営者よりも、上場企業の社員である方が融資対象者として評価されることがあります。いくら創業者が稼いでいるといっても、出来て3年目の企業は「いつ吹き飛ぶか分からない」といった懸念があるからです。なので、創業住宅ローンの融資条件には「安定した収入が見込める方」という文言がありますが、仮に月10万円の定期収入があればこれも条件に入ります。

融資審査のポイント

金融機関は、顧客の信用情報を重視して融資の判断を行っています。信用情報が良好であれば、融資がスムーズに進むことが期待できます。逆に、信用情報が悪ければ融資が難しくなることがあります。
信用情報を向上させるためには、まず滞納を避けることが重要です。また、クレジットカードの利用やローンの返済を適切に行うことで、信用情報を改善することができます。
また、金融機関とのコミュニケーションは、融資の申し込みや審査をスムーズに進めるために重要です。金融機関に対して、自分の状況や資金調達の目的を正確に伝えることが求められます。

金融機関が融資審査を行う際、以下のポイントが重要視されます。

・信用情報の良し悪し
・安定した収入の有無
・資金調達の目的や計画の明確さ


これらのポイントを満たすことで、融資審査がスムーズに進む可能性が高まります。

金融機関は、顧客の信用情報や収入状況を考慮して融資の判断を行っています。信用情報を向上させ、金融機関との適切なコミュニケーションを図ることが、融資をスムーズに進めるために重要です。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。