税理士事務所で飛び込み営業ってアリ?|効果的になり得るケースも

税理士事務所の新規開拓方法として「飛び込み営業」は、おすすめしません。
対応が冷たかったり、怒られたり、すぐにお断りされたり…対面でこのような状態が続くと心が折れます。
苦手意識・心理的ハードルを感じながらの取組みは上手くいきません。
私も経験がありますが、とてもつらいものです。

かと思えば、

中には、飛び込みOK!営業活動大好き!という方もいて、人とのコミュニケーションが得意、飛び込み営業活動で効果的な結果を得る人もいます。しかし、会計業界にはなかなかそのような人は入ってきません。
会計業界で活躍するのは事務方のお仕事が得意な方が多く、税理士・会計事務所の仕事的に見てその属性が合わないからです。

とはいえ、

コミュニケーションをとることが大好きな方もいます。
「飛び込み営業」は他の税理士・会計事務所ではやっていない取組みなので、やり方次第では効果的になり得るかもしれません。できるタイプの方がいれば、試してみるのも面白いと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。