税理士事務所に向いているSNSとは

SNS2
最近、税理士の先生方から「SNSは何をやったらいいですか?」という質問をよくいただきます。
SNSの種類が増えており、どれを選べばいいのかわからないというのが正直な声のように感じます。
以前はFacebookやTwitter(現X)が主流でしたが、今ではInstagram、YouTube、TikTok、noteなど、多様なプラットフォームがあります。

自分の得意分野に合わせて

SNSを選ぶ際に重要なのは、発信者自身の得意なことや好きなことに合ったプラットフォームを選ぶことです。
大きく分けて、文章を書くのが得意な方と、話すのが得意な方に分かれます。文章を書くのが得意な方にはFacebook、Twitter(X)、Instagram、noteが向いています。一方、話すのが得意な方にはYouTube、TikTok、Instagramのリール、音声配信が適しています。どちらにも対応できる方もいますが、自分の得意分野に合わせたSNSを選ぶことが成功の鍵です。

ターゲット属性に応じたSNSの選び方

例えば、20代や30代前半の創業経営者向けに情報を発信する場合、若い世代が使っているSNSを選ぶのが効果的です。女性経営者や個人事業主(例:ネイルサロン、フィットネス系)にはInstagramが相性が良いです。Instagramはビジュアルが重視されるプラットフォームであり、写真や動画を活用して魅力的なコンテンツを発信できます。
また、ターゲットに合わせたプラットフォームを選ぶことで、より効果的に情報を届けることができます。発信するコンテンツもターゲットに合わせた内容にすることが重要です。例えば、若い経営者向けには、最新のビジネストレンドやスタートアップの成功事例を紹介するコンテンツが有効です。

SNS選びのポイント

発信者の得意分野とターゲット属性を考慮することです。自分の強みを活かし、適切なプラットフォームを選ぶことで、効果的に情報を発信し、ターゲットにアプローチすることができます。
もし、ご質問やご意見があれば、単行本の出版やYouTubeLINEInstagramの配信もさせていただておりますので、よかったらのぞいてみて下さい。
SNSを効果的に活用し、成功への第一歩を踏み出しましょう。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。