税理士事務所が知っておきたい!ハッシュタグ戦略

tagu
ハッシュタグは今や多くのSNSで活用される重要なツールです。
InstagramやX(旧Twitter)、YouTube、アメブロ、noteなど、さまざまなプラットフォームで使われるハッシュタグは、投稿を一括して閲覧できる機能を提供しています。
私自身、長年ハッシュタグを活用してきましたが、その効果は限られていると感じていました。
しかし、SNS内だけに限らない新たなハッシュタグの重要性が見えてきました。

Google検索とハッシュタグの新しい関係性

最近、Google検索を使っている際に、ある新しい発見をしました。
それは、ハッシュタグを含むSNS投稿がGoogle検索結果にも表示されるようになってきたということです。
これまで、検索結果にはニュースや動画が表示されるのが一般的でしたが、今ではSNSからハッシュタグ付きの投稿も含まれるようになりました。
これは、GoogleがSNSのコンテンツも含めて検索結果を表示する方向に進化していることを示しています。
特に投稿から1週間以内の新規性の高い投稿が検索結果に反映されやすく、フォロワー数に関わらず、キーワードと合致すれば表示される可能性が高まっています。

税理士事務所における効果的なハッシュタグ活用

税理士事務所も、この新しいハッシュタグ戦略を取り入れることで、情報発信の効果を大きく向上させることができます。
例えば、「定額減税」や「インボイス制度」といった特定のテーマに関連するハッシュタグを投稿に含めることで、Google検索にも反映されやすくなり、より多くの人にリーチできる可能性があります。
今までハッシュタグはSNS内だけのツールと考えていた方も、この新たな動向を意識することで、より効果的な情報発信が可能になります。
ぜひ、SNSを活用したハッシュタグ戦略を導入し、事務所の認知度向上につなげてください。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。