税理士新聞_第1483号_5月5日号掲載

  • 税理士新聞
20150505-1
【先生】
最近、電話は良くかかってくるようなのですが、契約数が増えていません。

かかってくる電話も相談だけで終わってしまうケースが多いようです。

マーケティングをしても電話口で話を聞くだけの人が多いようですし、電話のマナー研修もあまり効果がなかったようです。

【太田】
先生、今「相談だけで終わってしまう」ということを仰いましたが、電話口で相談業務を実施していたりされるのでしょうか。

もしそういうことが日常的にされているのだとしたら、早急に改善する必要があります。
現場の方に少しお話を伺ってもよろしいでしょうか。

【担当】
以前から電話での無料相談には快く応対するように所長からも言われていましたから、少し込み入った相談があってもお調べしたりしてご回答をしています。

時には1時間、2時間応対に時間がとられてしまうこともあります。

先方様にはとても感謝して頂けるので事務所としては良いサービスになっていると思っています。

【太田】
電話相談で問題が解決してしまったら、そもそも個別相談にはなりません。
顧問契約にまで進まないのはある意味当然の結果です。

電話応対における意識改革とルール化を早急に検討する必要があります。

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2015年5月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。