税理士新聞_第1453号_7月5日号掲載

20150505-1
【税理士先生】
太田さん、ブログの更新だけでなく、アナログツールやSNSなどと
連動させた展開が必要だとこの間おっしゃっていましたけど、
私もブログの更新をするだけで手いっぱいで、他のことをやれるほどの余裕がありません。

色々とやった方が効果を得られるというのは分かるのですが、
なんとかなりませんかね。

【太田】
先生がおつくりになったブログの原稿を、二次利用、三次利用することで、労力としてはかなりの負担が軽くなると思います。

それぞれ別の媒体を作る時にコンテンツもゼロから創り出そうとすると大変ですが、既に作り上げたものを加工して形にするのであれば、
時間もかかりませんし、ベースがオリジナルコンテンツであれば
職員さんが代わりにまとめたとしても、先生がお伝えしたいことから大きく外れることがありません。

【税理士先生】
なるほど。ブログはブログで、小冊子は小冊子でそれぞれ別の内容で
作らなければいけないと思っていました。

ブログの原稿を活用できるのであれば確かにゼロからではありませんから、まとめやすいですね。

そうか。同じ考え方でメールマガジンや事務所通信とも連携することができますね。

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2014年7月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。