人間と言うものは不思議なもので、
「商品ではない」「サービス」に対しては値引きを要求します。
「サービス」という名称が良くないのか、「もっとやすくしてよ」と言いやすいものです。
「サービス」だけではなく、「顧問料」「決算料」「代行料」など一般的に用いられる用語も、
ただそれだけで用いていますと格好の値引き対象になります。
それは、比較対象が明確に存在するからです。
「顧問料」という名前の税理事務所のサービスっていくつあるでしょうか?
税理士事務所の数だけ、同じ商品名のサービスがあるわけです。
当然ですね。
するとどうなるでしょうか。
「別の事務所でもっと安い顧問料があるからもっと安くして」と言います。
顧問料VS顧問料 となるわけですからこれはある意味仕方がない。
だって、名称が同じなのですから。
いくら「うちの顧問サービスは他事務所の顧問サービスと違う!」と言ったって、
名前が「顧問料」である以上、お客様の目には「顧問料」です。