税理士事務所の求人|転職者が知りたいことを理解し求人に活かす

転職者が最も知りたいと感じる情報についてお話しさせていただきます。
エンジャパンの2021年の調査によると、最も知りたいと感じているのは「職場の雰囲気や社風」です。
しかし、これは自分で調べてもなかなか把握しにくい情報であり、実際には多くの転職者がこの点で不安を感じています。
SNSの活用:InstagramやFacebookを活用して、職場の日常や社員の声をリアルタイムで発信することで、求職者は職場の雰囲気を間接的にでも感じ取ることができます。
動画コンテンツの制作:事務所の紹介動画や社員インタビューを通じて、職場のリアルな様子や社風を伝わります。動画は、言葉や写真よりも豊かな情報を伝えることができるため、非常に効果的です。
直接のコミュニケーション:小規模事務所の場合は、代表者が直接、事務所の理念や働き方について語ることも有効です。
事業所や企業は自らの魅力をより効果的に伝えるための工夫が求められています。
SNSの活用、動画コンテンツの制作、直接のコミュニケーションなど、多様な方法を用いて職場のリアルな姿を求職者に伝えることで、よりフィットする人材の獲得が期待できます。
是非、事務所の求人の際に活かしていただければと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。