税理士事務所に多いメールの取りこぼし

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メール相談。
これに対してきちんと対応できているか。
直ぐに応対できているかは重要です。

メールの受信後、
直ぐに折り返し電話をしていますか?

ひょっとして、
「必要なら電話するだろう」といって、
放置してしまってはいませんか?

実はこれ、実際に良くあることなのですが、
折り返しの連絡をしないで待ってしまっているというケースが、
結構あるのです。
基本は即日対応です。
夜中などの場合であれば次の日になりますし、
金曜日であれば週明けになることはありますが、
できるだけ即日対応が望ましい。

そうでなければ、
「メールで問合せをしたこと」自体を忘れてしまうからです。

先生の事務所が周りの事務所にはない独自の強みを持っていたり、
差別化、独自化をしているようなケースであれば先方から連絡があるということがあるかもしれません。

が、

多くの場合、折り返しが無く、しばらくしたら、
相談をした人は別の事務所を探しだします。そういうものです。

これは特にネットの相談者の場合に多い傾向です。

「そういう意識の相談者は別に必要ない」とお考えの先生もおられますが、
その考えではやはり案件の漏れが出ます。

しっかりと直ぐにフォロー。
メールが入ったら直ぐにコールバックをしてアポイント。

これが基本です。

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。