個人税理士事務所の場合、電話秘書サービスの利用がおすすめ

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当社、創業時は自宅開業でした。
自宅開業と言うことはお家に電話が置いてあるということです。

携帯電話に転送ということも行いましたが、法人形態としての意識を持っていましたので、市外局番から始まる電話番号も用意していました。

もちろん名刺には市外局番からの電話番号を記載です。

そうすると必然的に電話がかかってきます。
市外局番の方に。

とはいえ、いきなり自宅なのに、受付の従業員を、というわけにもいきません。

かといって、全ての電話を転送にしてしまう。
ということをやっても仕事中に気になって仕方が無い。(笑)

これは私の考えですが、家の人(家族)に会社の電話に出てもらう。

といったことは絶対にしたくありませんでした。

私個人の感覚ではそれは物凄く恥ずかしいことと感じてしまうのです。
もちろん、ご家族の方にスタッフとして協力をしていただいているというケースは、普通にあることだとは思います。

私が言っているのは、通常の家族電話としての扱いとなってしまうようなケースです。

ですので、一番最初は転送を使い、しばらくしたら電話秘書サービスを採用しました。

電話秘書サービスにも色々とコースがあって、時間帯や曜日、ヒアリングの有無など色々です。

自宅開業の辛いところは、「お家の感じ」が電話の向こうに伝わってしまうことです。
テレビの音や家族の話し声が微妙に伝わる!!(苦笑)

これが嫌なのです。

おそらく電話をしている相手にも伝わりますから、そうすると、おもいっきり個人な感じが出てしまいますよね。

それを回避するために一番効果的、低コストなのが電話秘書サービス。

ある程度安定するまではこういうサービスを活用するとよいと思います。
開業直後は本当に大変なのです。

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。