マーケティングのモデルが世代交代
昨年2022年にビズアップさんでセミナーを実施させて頂いたのが9月20日のことでした。あれから1年経ったわけですが、環境は大きく変わりました。Googleアルゴリズムの変化、Chat-GPTの4発表、各種SNSの浸透、動画による情報受発信の一般化、クチコミ利用者の地道な増加。それらの諸々が組み合わさって新しいマーケティングモデルが創り上げられたような気がした1年でした。
従来型と新型は概念が違った
コロナ禍前後から私は、「段々とマーケティングの形が変化してきている」ということを感じていました。以前は、デジタルとアナログの違いや、受け取り手の状況即ち、興味関心なし、関心あり、接点ありの各層に向けた適切な媒体の選定によるマーケティングモデルの設計ということをイメージして事務所の広告宣伝を形作ってきました。
それが変化してきていると感じていたのです。しかし、その変化は「じわりじわり」でした。変わってきたような、変わっていないような。微妙な感じだったのです。ここら辺が、どうしても上手く表現することが出来ず、もどかしい日々を過ごしました。特に昨年からの1年は連続的に新たな挑戦が続き、色々と向き合って参りました。
第49号 実際にクチコミで購入をきめた(やめた)経験がある人は7割弱
Googleアルゴリズムが大きく変わりましたので、SEOは完全に学びなおしです。Chat-GPTは、今年の3月に4のバージョンが出たと同時に一気に学び進めました。今まで避けてきたTikTokやYouTubeショートといった縦型動画にも取り組み、TikTokのアルゴリズムを研究しました。そしてGoogleクチコミを頂く取り組みを当社自身で進め、その方法をお客様にも広めて参りました。1年間このようにして取り組んで参りますと、段々とそれらがどういったものなのか?が分かるようになった来ました。あ、これからは、一方的に広告を打つだけでは、お客様を増やして行くといったことが難しくなる。ということを感じるようになったのです。「世代のスライドによる受信媒体の変化」「以前は難しかった信頼性の担保」特にここら辺を立体的に考える必要が出てきたのです。