ブログを書くネタはどうやって探すのか?

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何事も継続することは大変なことです。
特に営業活動やマーケティング、販促活動に関する分野は、
継続することを前提に語られることが多いものです。

その中でも「三日坊主」という言葉は中々にしっくりときてしまう
そんなケースが多くございます。

お礼状を書く、メールマガジンを配信する、ブログを書く、
ダイレクトメールを送る、セミナーをやってみる。

などなど。
厳密には三日ではありませんが、三回とか三ヶ月とか。
おおよそ「三」が山場となります。
ブログの最新投稿日付が、2013年。

そういうことってございませんか?
昔、「ブログが凄い!」とか「ブログマーケティング!」とか、
そういうことがいわれていた時期がありました。

ブームであったこともあってかブログに挑戦をされていた先生も多いと思います。
ところが、その更新状況を見てみると・・・。

大抵が3ヵ月以内にストップしてしまい、その後はずーっと放置しているわけです。
流石に5記事、10記事程度の更新で効果が出るはずも無く、また繁忙期で手が回らなくなって、
そのまま放置になってしまうという状況も、全く理解できないわけではありません。
ブログを書くこと自体は苦ではない。
しかし、何を書くかを考えるのが大変だ。

そのようなことをおっしゃる先生もおられます。
確かにネタは難しいものがあります。

日常の出来事を書く本当の日記であればかけるかもしれませんが、
一般的に税理士先生のブログと言うことは「ビジネスブログ」と呼ばれるジャンルです。

業務に直結するこややはり税理士先生ならではの専門色のある記事を書いて行きたいものです。
そこで何を書くかです。

これは様々なご意見やお考えがあろうかとは思いますが私の考えを述べてみようと思います。
税理士先生が書くブログです。
当然、税に関すること。税金に関することが書いてあると人々は思いますし、
それでこそ「役立つコンテンツ」としてGoogleにも高い評価が得られるというものです。

例えば、脳神経外科のお医者さんが、
昨日食べたラーメンが美味しかったということを書いても、あまり意味が無いというか、
友人知人向けに書いているのであれば良いのでしょうが、ビジネスブログとしては適しません。

しかし、昨日食べたラーメンの原材料を考えたら、
脳の機能を飛躍的に高める要素を発見した。
しかも食べる時間によってその効果も大きく変ることが分かった!

みたいなことが書かれていたとしたら、
「流石プロフェッショナル!着眼点が違う!!」となります。

全く関係無さそうなことでも、その方の仕事に関連させたら、こんな見方が出来る。
ですとか、こんな気付きが得られる。といったことが「読まれるブログ」のポイントです。

このように、ブログを書くことに困ったら、難しいことを考えずに、
身の回りにあるものや出来事をご自身の仕事と組み合わせたりつなげたりして、
角度を変えて物事を考えてみるという書き方が出来るとコンテンツ作成の幅が大きく広がります。

日経新聞を読んでいたらこんな記事があって、でも良いですし、
道で猫に会って、猫に相続したい人もきっといるけれどペットに相続はできませんよ、でも良いですし、
昨日テレビを見ていたら主婦が会社を作ってという話があったけれど、
助成金を使うともっと楽になるのにと思った、というようなことを書いたり。

日常の中にはたくさんたくさんネタが眠っているのです。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。