税理士新聞_第1465号_11月5日号掲載

20150505-1
【先生】
最近、私の周りでもフェイスブックをやっている人が増えてきていて、私もよく誘われるのですが、あれは一体どういうものなのでしょうか。

事務所のPRにも使うことが出来るといったことも言われたのですが、いまいち何なのかが分からないですし、個人情報を書いたりして大丈夫なのかなって感じたりしています。
私もやった方が良いのでしょうか?

【太田】
先生の事務所では新設法人向けのサービスを展開していらっしゃいますので、若手の起業家の思考や商慣習というものを知るためには、
事務所としてもフェイスブックというもので何が出来て、
その中でどのようなことが起きているのかといったことは
知っておいた方が良いと思います。

若い方々は電子メールやFAXなどよりも、
フェイスブックやLINEなどのSNSを使ってコミュニケーションを取ったりしていますから。

【先生】
メールやFAXの代わりですか。ますます意味が分かりません。

コミュニケーションといってもそれを使うことで
何か特別なことがあるわけでもありませんよね。

とはいえ、数年前に太田さんに勧められた時にはまったく気にしなかったのですが、
最近は、顧問先の社長との会話にも出てきたりしていて、話題について行けませんよ(笑)

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2014年11月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。