会計事務所の差別化をどうするかで悩み過ぎないで!

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会計事務所の差別化。
さて、この差別化というもの、
中々の曲者です。

あまり難しく考えてしまうと、
ドツボにはまります。

「難しく考えようとするといくらでも難しくなる」
そういうジャンルです。

私が良く現場でお話しさせていただくのは、
「業務内容による絞り込み」
「業種やお客様の状態による絞り込み」
「考え方による絞り込み」

この3つです。
しかしながら、自分で一生懸命に考えた差別化要因。

例えば、

「業務内容による絞り込み」→経理代行サービス

「業種やお客様の状態による絞り込み」→従業員数30名規模の会社

「考え方による絞り込み」→経理をアウトソーシングしたいという人


というものがあったとした際に、
上記のものがそのまま「差別化要因」や「強み」「キラーコンテンツ」といったものに
なるのか?ということがあります。

流石に言葉だけ羅列してもなりませんよね。

やはり実際にその業務や分野に精通していたり、
案件自体をたくさんこなしていらっしゃったりしなければいけません。
多くの先生は、自分たちの視点が先に立って「差別化要因」をお探しになります。
うちの事務所はこうかな、ああかな。といったことを考えるわけです。

そのこと(考えること)自体を否定するものではありませんが、
残念ながらそこからの出発になりますと失敗してしまう可能性が出てきます。

差別化要因というのものは事務所が考えたものというよりも、
「お客様が感じたこと」だからです。

例を挙げてみましょう。

「オオタキカクさんのロゴマークの赤ってかっこいいですよね」

例えばこれです。

これなどは特に「これで差別化をしよう!」などとは思っていませんが、
受け手であるお客様が「かっこいい」と感じていただけているわけです。

すると、これはひとつの差別化要因となりそうです。(たとえば、です)
赤というカラーリングがひとつの差別化になっている(印象に残っている)ということです。

同様に、「〇〇さんって、異常にWEBに詳しいよね!」というお言葉があったとしたら、
そこがポイントとなって、商品に組み込まれたりサービスに付加されたりするわけです。

通常の顧問サービスに「WEBに強い」という付加価値が加わることによって、
IT関連企業の会社さんとは話が合いますし、逆にITに疎い業種であれば、
それをプラスアルファで指導できるようなこともあるかもしれません。

答えは大抵お客様が持っていて、それは現場でしか発現しません。
会議室ではなくて、現場で。


なのですねぇ。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。