目次
- 1. 結論:オンライン相談は安心感と信頼を築く新たな武器
- 2. オンライン相談の概要と背景
- 3. オンライン相談のメリットと活用ポイント
- 4. 相手に伝わる「信頼感」は対面と同じレベルで考える
- 5. まとめ:オンライン相談を新たな武器として活用しよう
更新日: 2025年7月8日
1. 結論:オンライン相談は安心感と信頼を築く新たな武器
「オンライン相談可能です」という一言が、相談者に大きな安心感や利便性を感じさせる時代になりました。自らの事務所が「柔軟に相談できる」「(最近は目立たなくなりましたが)感染症対策をしっかり考えている」というメッセージを直接伝えられます。
税理士事務所にとって、オンライン相談は営業活動の一環として強力な武器にもなる取り組みです。
税理士事務所にとって、オンライン相談は営業活動の一環として強力な武器にもなる取り組みです。
2. オンライン相談の概要と背景
2020年以降、コロナ禍の影響で、Zoom・Teamsなどのオンラインツールを使った「非対面型の相談スタイル」が急速に普及しました。
実際には、「対面でも大丈夫」と考える経営者も多い一方で、「感染症対策を非常に重視する」経営者もいました。「オンライン相談も対応可能です」と伝えるだけで、そうした経営者からの信頼を獲得できるケースが増えています。また、移動時間を考慮した時間効率の高さという点でもオンラインは秀逸です。
実際には、「対面でも大丈夫」と考える経営者も多い一方で、「感染症対策を非常に重視する」経営者もいました。「オンライン相談も対応可能です」と伝えるだけで、そうした経営者からの信頼を獲得できるケースが増えています。また、移動時間を考慮した時間効率の高さという点でもオンラインは秀逸です。

3. オンライン相談のメリットと活用ポイント
安心感の提供
・感染症への不安が残る相談者に、「対面ではなくても相談できる」という安心感を届けられる。
地域の壁を超える
・地方の税理士事務所でも、都市部の企業や別地域の顧問先にサービスを提供できる柔軟性。
「時間の有効活用」に応える
・忙しい経営者にとって、「わざわざ事務所に出向く」負担をなくせるメリットもある。
・感染症への不安が残る相談者に、「対面ではなくても相談できる」という安心感を届けられる。
地域の壁を超える
・地方の税理士事務所でも、都市部の企業や別地域の顧問先にサービスを提供できる柔軟性。
「時間の有効活用」に応える
・忙しい経営者にとって、「わざわざ事務所に出向く」負担をなくせるメリットもある。

4. 相手に伝わる「信頼感」は対面と同じレベルで考える
オンライン相談では、顔が見えることが逆に安心感につながる一方で、伝え方や雰囲気に注意が必要です。ここは対面と同様であるという認識が必要だと個人的には感じます。オンラインだからと言ってだらけた感じで接してしまうと、信頼を損ねます。
例えば、
・背景や身だしなみを整え、「しっかり対応している」という印象を伝える
・声のトーンや話し方に気を配り、対面時以上に「伝わる話し方」を意識する
・画面共有などで資料をわかりやすく見せる工夫をする
これらのポイントを押さえることで、オンラインでも「この先生に相談してよかった」と感じてもらえるようになります。
例えば、
・背景や身だしなみを整え、「しっかり対応している」という印象を伝える
・声のトーンや話し方に気を配り、対面時以上に「伝わる話し方」を意識する
・画面共有などで資料をわかりやすく見せる工夫をする
これらのポイントを押さえることで、オンラインでも「この先生に相談してよかった」と感じてもらえるようになります。

5. まとめ:オンライン相談を新たな武器として活用しよう
オンライン相談は、直接的な「営業活動」とは少し違いますが、相談業務に直結する取り組みです。
「オンライン相談可能」という言葉は、「安心して相談できる事務所です」というメッセージにもなり得るので、相談業務は基本対面で行っているという事務所でも、選択肢の一つとして提案できる環境はあったほうが良いでしょう。
これからの時代、「選ばれる税理士事務所」になるためには、オンライン相談という武器も存分に使いこなせると良いのではないかと思います。
「オンライン相談可能」という言葉は、「安心して相談できる事務所です」というメッセージにもなり得るので、相談業務は基本対面で行っているという事務所でも、選択肢の一つとして提案できる環境はあったほうが良いでしょう。
これからの時代、「選ばれる税理士事務所」になるためには、オンライン相談という武器も存分に使いこなせると良いのではないかと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。