税理士事務所のSNS活用戦略|アナログ融合と事務所に合った媒体の選び方

目次

  • 1. SNSの重要性とアナログとの融合
  • 2. SNSの種類とそれぞれの特徴
  • 3. 事務所に合ったSNS選びのポイント
  • 4. SNS活用の運用ポイント
  • 5. まとめと次のステップ
更新日: 2025年7月8日

1. SNSの重要性とアナログとの融合

SNSは現代の営業・広報活動には欠かせない存在となりました。最近ではアナログ媒体でもSNSへの誘導が目立つようになり、リアルとデジタルの境界が曖昧になっています。税理士事務所にとって、SNSは顧客との信頼構築や事務所の知名度向上、所長先生や事務所の人間性や雰囲気を伝えるためのに大切なツールです。
デジタルとアナログの融合

2. SNSの種類とそれぞれの特徴

Facebook、X(旧Twitter)、LINE、Instagramなど、SNSの種類は様々です。Facebookは比較的年齢層高めでビジネス層への発信に強みがあり、Xは速報性が求められる情報発信に向いています。LINEは手軽なコミュニケーションツールとして全世代にまたがって親しまれ、Instagramはビジュアルで事務所の魅力を伝えられます。それぞれの特徴を理解し、自社の方向性に合わせて選ぶことが大切です。
SNSのプラットフォームはユーザーベースの魅力が異なる

3. 事務所に合ったSNS選びのポイント

すべてのSNSを無理に活用する必要はありません。事務所の営業戦略や顧客層に合ったSNSに絞り込み、力を入れて運用することが大切です。税理士事務所として「誰に」「どのように」届けたいかを明確にし、適切なSNSを選ぶことで、より効果的なアプローチが可能になります。
事務所でどのSNSプラットフォームを選ぶべきか?

4. SNS活用の運用ポイント

定期的な情報発信と顧客との双方向コミュニケーションはSNS活用の基本です。記事や投稿内容を工夫し、専門性や事務所の温かみを感じさせるようや発信が求められます。お役立ち情報の提供やセミナー案内など、SNSを活かした取り組みに決まったルールはありません。信頼感を高め、見込み客との関係性を強化する強力な武器になるよう、定期的な発信を心がけたいところです。
効果的なSNS戦略

5. まとめと次のステップ

SNSは、税理士事務所の集客や広報活動を支える新しい柱です。「拡散性があること」が、他の媒体には無い独特の強みを持っています。まずは、どのSNSが事務所に合っているかを見極め、段階的に取り組みを進めると良いでしょう。デジタルとアナログを組み合わせた広報戦略を整え、長期的な信頼構築に活かしていきましょう。
SNS戦略ピラミッド
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。
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