【税理士事務所の電話応対】3つの秘訣 | 接点を生み出す大事な業務です!

電話応対、おそろかにしていませんか?
お客さまとの接点を生み出すところの、大事な大事な業務です!
今回は、電話対応の秘訣についてのお話になります。
税務の営業における電話対応では、目的を明確にし、アポイントメントの獲得を最優先とすることが重要です。
これには、電話応対時に相談業務を行わないという明確なルール設定が必要であり、電話応対の質を高めることで、最終的に契約へと繋げることができます。
このプロセスでは、電話応対の目的を「会う約束を取ること」と位置付け、相談業務は直接会ってから行うというルールを徹底することがポイントです。
営業効率を上げるためには、電話回線を通常業務用と営業用に分けることも効果的です。
これにより、新規の顧客からの電話か既存の顧客からの電話かを即座に判断できるため、対応の準備が整い、より専門的で効率的な対応が可能になります。
また、この方法は年間の契約数や顧問契約の増加にも寄与するため、事務所運営においても大きなメリットがあります。
ポイントを押さえながら、電話応対業務の在り方を見直してみてはいかがでしょうか?
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。