徹底的にやり切る覚悟を持て!突然の命令形そのワケとは!?

私がサラリーマンであったあの頃。毎日のように当時の経営者であった社長に呼ばれては詰められ(叱られ)、社内では「叱られ侍」と呼ばれたものです。

ふとした瞬間にその時の事を思い出しました。中途半端になってはいないか。独立をして叱ってくれる人がいなくなり、段々とゆるくなってしまってきてはいないか。

そのようなことを思い起こしながら、徹底的にやり切る覚悟についてお話をしてみました。

人は人から叱られたくない

叱られたくないから一生懸命にやる。そういうことってありますよね。人は人から叱られたくありません。しかし、私がサラリーマンであったころは、めちゃくちゃ叱られて育ちました。

「叱られるということは、期待されているということのあらわれである」

そのように自分に言い聞かせ、日々叱られていたわけですが、あまりにも叱られ続けていると体調を壊してしまいます。今の時代であればパワハラといった表現になるのかもしれませんが、私の個人的な考えで行くと、この時叱っていただけたことは私にとっての大きな財産になっています。

「叱ってくださってありがとうございました」

ということばかりです。あの時、叱られていなかったら・・・みたいなことがたくさんありすぎて、感謝することしかできません。なんてドMなんだといわれるかもしれませんが^^

独立をして自分で好きにできるようになってからは、叱られることがなくなりました。自分で自分を叱る?といった高等技術を身に付けて日々を過ごしていくように気持ちを入れなおします。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。