税理士事務所が今一番やっておきたいこと。

税理士事務所が一番やっておきたいこと
敵を知り己を知る事です。

「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」

というのは、有名な孫子の兵法にある言葉。
孫子の中ではこのように言われています。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

それほど「知る」ということは大事です。
税理士事務所も一緒です。

既に知っている事務所、まだ知らない事務所。

既に己の事も、敵の事も知っている事務所もあります。

しかし、多くの場合、まだ知らない事務所であったりします。
さて、まだ知らない、知っていると申し上げておりますが、
一体何を指しているのでしょうか。

知る必要があることをいくつか書き出してみます。

・お客様が先生の事務所を選ぶ理由
・お客様が感じている事務所の魅力、先生の魅力
・お客様が感じている他の事務所との違い
・お客様は競合他社と何を比べられるのか

他にもいろいろとあるかもしれませんが、
例えばこういうことです。

これらは全て「お客様」という言葉を頭につけています。
お客様から見てどうなの?ということを、先生や事務所が知らなければいけない。

そういう時代になってきています。

自分がお客様からどのような評価を受けているのか、
自社がお客様から喜ばれているポイントは何なのか、
自社のお客様目線でのウィークポイントは何なのか。

敵を知るというのはどういうことか?

敵というのは、競合他社という見方も出来ますし、
お客様という見方も出来ます。

「敵」を「相手」として置き換えた場合のお話です。

競合他社を知るのであれば、
・競合する地域にどういう事務所があるのか
・事務所の規模や専門性はどうか
・価格帯はどうなっているか
・自社と比較した場合それらはどうか

お客様を知るのであれば、
・もともとどういうことで悩んでいたのか
・どうやって先生のことを見つけたのか
・将来の夢や目標は何か
・それに対して事務所として何が出来るか

といった具合です。

さてここまで進んだら?

こういうことを深掘りして行きますと、
広告に何を載せようとか、どんな媒体に出そうかとか、
そういう方法論が枝葉の話になってきます。

孫子曰く、知れば知るほど、
彼を知り己を知れば百戦殆からず。
の状態になるわけです。

自分の事だけよく知っている状態というのは、
比較の要素が抜けますので、
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
の状態。

自分の事も知らない、相手の事も知らないのであれば、
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。
の状態で、何をやっても上手く行かない状態であると言えます。

「何をやればお客様が増えるのだろうか?」

多くの方はそういう角度から顧問先拡大というものを捉えます。
「DM」とか「セミナー」とか「HP]「Facebook」「小冊子」等々。
しかし、その角度からスタートする拡大は上手く行きません。

とはいえ、「何をやるか」というのは分かりやすいものですから、
最初の入り口はそれでも良いというケースもあります。

その前提としては「彼を知り、己を知る」ことが必ずセットになっていること。
これが前提条件となります。