税理士先生にお勧めのホームページに関する書籍です。

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ホームページで売上があがる会社、あがらない会社、何が違うか

という本です。

この本、電車の中刷りで広告があったらしく、
それをうちのパートさんが「太田さんがいつも言っていることと同じことが書いてありましたよ」
と教えてくれました。

で、早速購入してみたのですが、
近い!

と申しますか、現場をわかっていらっしゃる方だ!と感じました。

多くの場合、ホームページ関係の書籍と言うのは、
「自社の売り下につなげるため」という意識が働きすぎて、
「ホームページで売上を上げる」ということに終始しがちです。

しかしこの本は「ホームページで売上なんて上がりませんよ」といった趣旨のことを書かれています。
要するにもっと他の部分に「売れない要因」があるわけで、そこのところを改善しないと、
売れない。ということ。

とても正直で私は好きな内容(書き方)です。 

裏を返せば、それだけ「ホームページを作れば売上が上がる」という、 
十年前の環境に慣れきってしまっている市場環境というものがあるのでしょうか。 

ホームページはきちんと運用すれば効果があるが、 ただ単に持っているだけでは効果が得られ難い。 

税理士・会計事務所で地域によってはまだ「持っているだけ」でも一定の効果を得られることもありますが、 
大都市圏においてその考えは既に過去のものです。 

 使ってこそのホームページです。 

 今度、各地で「ホームページ運用のコツ」勉強会を実施いたしますのでぜひ。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。