税理士新聞_第1459号_9月5日号掲載

20150505-1
【税理士先生】
色々とやっているのですが全然お問合せがありません。
電話なんて一回もかかって来ませんよ。

一体何が原因なのでしょうか。困りました。

【太田】
先生のところはきちんと具体的な販促活動をやっていらっしゃいますので、
全くお問合せが無いというのはおかしいですね。

ちなみに先生のところでは外線の電話受付は
どなたが応対されているのでしょうか。

【税理士先生】
私は外出することが多いのでパートの方に出てもらうことが多いです。
・・・どうですか、新規の問合せの電話なんて
一回もかかってきたことありませんよね。

【パートさん】
顧問先以外からの電話は毎月何件かありますよ。
でも電話で相談にお応えしたらそのまま電話を切られてしまうので、
名前も連絡先も分かりません。

わざわざ先生に報告する必要もないかと思っていたのですが
必要でしたか?

本連載は税理士新聞本紙にて毎月5日掲載中です。(2014年9月現在)

【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。